★8月1日に学生を集める「本質」は・・・

★8月1日に学生を集める「本質」は・・・

8月1日が近付きました。【何故、8月1日に内定者を集めるのか?】というご質問は、今の時期、頻繁に戴きます。

これは【内定辞退の防止にも繋がる話】ですので、下記に「その観点」で記して参ります。

 

「学生の応募者に、いつの間にか、逃げられてしまっている。他社は、どの様にスケジュール管理を行い、辞退を防いでいるのか?」というご質問も、頻繁に戴きます。

ここが、【新卒募集を行う上で一番大切な、スケジュール管理の進め方】だと思います。

一言で申しますと、★他社も集めようとしている日に、採りたい学生を集めていきます。では、それは、いつでしょうか? 下記は、経団連が発表しております「採用選考に関する指針」です。そして、様々な解禁日が「1日以降・・・」と記されています。

http://www.keidanren.or.jp/policy/2017/030.html(経団連の採用選考に関する指針)

1996年まで、「就職協定」というルールがありましたが、ここでも「1日以降・・・」というルールがほとんどであった為、大手企業を中心に「学生を1日に集める習慣」の様なものが形成されてきました。その為、7月1日、8月1日、10月1日など、「各月の1日」に学生を集める会社が、比較的多く、存在しています。

言い換えますと、貴社と採用活動で競合するであろう他社が、ある月の1日に学生を集めるなら、貴社も同じ1日に呼ぶことによって、その学生が貴社に入ろうとしているか否かが分かる・・・ということです。

【ここで重要なこと】は、個々の学生の立場になった時、★貴社に入社したい学生が、他社からは来月の1日に呼ばれているのに、貴社からは呼ばれていなかったら、どう思うか? ということです。「募集の上手な会社」は、こうしたこと(学生の心理)を研究し、それに基づいて、『新卒募集を行う上での業務のスケジュール管理』を行っているわけです。

この様に考えていきますと、8月1日や、7月1日より手前の、6月1日や、5月1日の【使い方】も、極めて重要になってくるわけです。

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